天気検定2級(天気2級)の「生活・産業と気象」分野のオリジナル予想問題を19問、正解と解説つきで無料公開しています。登録なしで読めます。
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気象と暮らし・産業とのかかわりを扱う、身近なテーマの分野です。
季節の移り変わりは二十四節気などで表され、天気や気温は農業・漁業、交通、イベントなど幅広い活動に影響します。気象情報は日常の判断に役立てられています。
気温と健康(熱中症など)の関係や、地球温暖化・気候変動といった長期的なテーマも範囲です。気象を“暮らしにどう活かすか”という視点でとらえる分野です。
山を越えて吹き下りる風で、風下側の気温が上がり乾燥する現象を何というか。
フェーン現象は、湿った空気が山を越える際に雨を降らせて水分を失い、風下側で乾いた高温の風となって吹き下りる現象。山越えの後に気温が急上昇する。
都市の中心部が周辺より気温が高くなる現象を何というか。
ヒートアイランド現象は、アスファルトやビル、人工排熱などにより都市の中心部が周辺より高温になる現象。等温線を描くと都市が島のように見えることから名づけられた。
太平洋赤道域で海面水温が平年より高い状態が続き、世界の天候に影響する現象を何というか。
エルニーニョ現象は、太平洋赤道域東部の海面水温が平年より高くなる現象で、世界各地の天候に影響する。逆に低くなるのはラニーニャ現象。
二酸化炭素などの増加によって地球全体の平均気温が長期的に上がっていく問題を何というか。
地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加により地球の平均気温が上昇する問題。異常気象や海面上昇などの影響が懸念されている。
中国大陸などの砂やちりが、春先に偏西風に乗って日本へ運ばれてくる現象を何というか。
黄砂は、大陸内陸部の砂やちりが強い風で舞い上がり、偏西風に乗って運ばれる現象。春先に多く、視程の低下や洗濯物・車の汚れなど生活に影響する。
天気予報が農業に役立つ例として、最も適切なものはどれか。
農業では、降水量・気温・霜・日照などの予想をもとに、種まきや収穫の時期、遅霜への備え(防霜)、水の管理などを計画する。気象は収穫量に直結する。
気温や天気が商品の売れ行きに影響する例として、最も適切なものはどれか。
気温や天気は消費行動に影響する。暑い日は冷たい飲料やアイス、寒い日は鍋物や防寒具が売れやすい。小売業では気象情報を仕入れや品ぞろえに活用する。
「暑さ指数(WBGT)」がおもに示す危険はどれか。
暑さ指数(WBGT)は、気温・湿度・日射などをもとに熱中症の危険度を示す指標。値が高いほど熱中症になりやすく、運動や屋外作業の目安に使われる。
「洗濯指数」や「服装指数」などの生活指数の役割として最も適切なものはどれか。
生活指数は、気象の予想を「洗濯物が乾きやすいか」「どんな服装がよいか」など暮らしの行動に結びつけて分かりやすく伝えるもの。予報の応用例といえる。
春に「三寒四温」といわれるように寒暖を繰り返しながら暖かくなっていくのは、おもに何が通過するためか。
春は移動性高気圧と低気圧が交互に西から東へ通過するため、寒暖と天気が周期的に変わる。「三寒四温」はこうした変化を表す言葉。
飛行機や船の運航で天気予報が重要なのはなぜか。
航空・海運では、強風・雷・乱気流・視界不良・波浪・着氷などが安全や定時運航に直結するため、専門の気象情報が欠かせない。
スギ花粉などの飛散予報が生活に役立つのは、飛散量が何と関係するためか。
花粉は、晴れて気温が上がり、乾いて風が強い日ほど多く飛びやすい。飛散予報を使って外出や対策(マスク・洗濯物)を計画できる。
「二十四節気」の一つで、こよみのうえで冬の寒さが最も厳しいころとされるのはどれか。
大寒は二十四節気の一つで、1月20日ごろ、こよみのうえで一年で最も寒さが厳しいころとされる。立春はその後、春の始まりを表す。
雪の多い地域で、屋根から落ちる雪や積雪による事故を防ぐために天気予報が役立つ例はどれか。
大雪や気温の予想を使って、雪下ろしや除雪の段取り、交通の乱れへの備え、屋根の雪や落雪への注意などを計画できる。雪国では暮らしと直結する。
紫外線(UV)予報が生活に役立つ理由として最も適切なものはどれか。
紫外線は日焼けや健康に影響するため、UV予報(UVインデックス)を使って日焼け止めや帽子などの対策、外出時間の調整ができる。紫外線は晴れた日中に強い。
近年、これまでの経験では予測しにくい大雨や猛暑などが増えているといわれる背景として、最もよく指摘されるものはどれか。
近年の記録的な大雨や猛暑の増加の背景として、地球温暖化などによる気候の変化がしばしば指摘される。ふだんからの備えと最新の気象情報の活用が重要とされる。
図のように、湿った空気が山を越えるとき、風上側で雨を降らせ、風下側では乾いた高温の風となって吹き下りることがある。この現象を何というか。
フェーン現象は、山を越える空気が風上側で雨を降らせて水分を失い、風下側で乾いた高温の風となって吹き下りる現象。山越えの後、風下側で気温が急に上がる。
図は2025年3月3日09時の天気図で、日本の北で低気圧が発達している。この時期、こうした低気圧に向かって初めて吹く暖かく強い南風を何というか。
立春から春分の間に初めて吹く暖かく強い南風を春一番という。発達した低気圧に向かって南から暖気が流れ込むことで吹き、気温が上がる。
図の2025年11月3日09時は西高東低の冬型の気圧配置となり、この日、近畿や東京地方で「木枯らし1号」が発表された。晩秋から初冬にかけて初めて吹く、冷たく強い北寄りの風を何というか。
晩秋から初冬に、西高東低の冬型が現れて初めて吹く冷たく強い北寄りの風を木枯らし(木枯らし1号)という。春先に初めて吹く暖かい南風は春一番。