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企業活動・法務の予想問題・解説

情報セキュリティマネジメント試験(SG)の「企業活動・法務」分野のオリジナル予想問題を4問、正解と解説つきで無料公開しています。登録なしで読めます。

※ 本サービスは各試験の実施団体とは関係のない非公式の学習サービスで、掲載問題は出題範囲に基づく独自作成(オリジナル)です。

この分野について

企業活動の基礎と、ITにかかわる契約・法務の常識を扱う分野です。

経営・組織の形態や、財務諸表など会計の基本を押さえます。IT調達では契約形態が重要で、成果物の完成に責任を負う請負、業務の遂行を約束する準委任、指揮命令を受けて働く派遣の違い(特に偽装請負の論点)が問われます。

知的財産では著作権・特許・商標などの保護対象の違い、労働では派遣・請負の適正な使い分けを理解します。ビジネスの土台となる“当たり前”を法的観点から確認する分野です。

押さえておきたい用語

財務諸表
貸借対照表・損益計算書など企業の財政状態を表す書類。
請負契約
成果物の完成に責任を負う契約。
準委任契約
業務の遂行を約束する契約(完成責任は負わない)。
派遣
派遣先の指揮命令を受けて働く労働形態。
知的財産権
著作権・特許権・商標権など、創作や標識を守る権利。
コンプライアンス
法令・社会規範の遵守。

学習のポイント

  • 請負・準委任・派遣の「完成責任」と「指揮命令」の違いを表で整理。
  • 著作権(表現)と特許(発明)など、保護対象の違いを押さえる。

予想問題と解説(4問)

  1. 科目A・単一選択

    労働者派遣と請負の違いに関する記述のうち,適切なものはどれか。

    • 派遣でも請負でも,発注者が相手の労働者に直接指揮命令できる
    • 派遣では派遣先が労働者に直接指揮命令できるが,請負では発注者は受託者の労働者に指揮命令できない 正解
    • 請負では発注者が受託者の労働者に直接指揮命令できる
    • 派遣では指揮命令関係が一切生じない
    解説

    正解イ。派遣は派遣先が派遣労働者に直接指揮命令する。請負では発注者が受託者の労働者に直接指揮命令してはならず,これを行うと偽装請負となる。開発委託の契約形態で重要な論点。

  2. 科目A・単一選択

    売上高と総費用が等しくなり,利益も損失も生じない売上高を何というか。

    • 損益分岐点 正解
    • 限界利益
    • 固定費
    • 変動費
    解説

    正解ア。損益分岐点は利益がゼロになる売上高。これを上回ると利益,下回ると損失が生じる。

  3. 科目A・単一選択

    企業の営業秘密を不正に取得・使用・開示する行為などを規制する法律はどれか。

    • 製造物責任法
    • 不正競争防止法 正解
    • 特定商取引法
    • 下請法
    解説

    正解イ。不正競争防止法は営業秘密の不正取得・使用や,他社製品の模倣などの不正競争行為を規制する。

  4. 科目A・単一選択

    請負契約による業務委託の説明として,適切なものはどれか。

    • 受託者が仕事の完成に責任を負い,注文者は受託者の労働者に直接指揮命令しない 正解
    • 注文者が受託者の労働者へ直接,作業手順を指揮命令する
    • 労働者を一定期間,他社へ派遣して指揮命令を受けさせる
    • 成果物の完成義務はなく労働時間に対して対価を払う
    解説

    正解ア。請負は「仕事の完成」を目的とし,発注者は受託者の労働者に直接指揮命令できない(すると偽装請負になる)。直接指揮命令を伴うのは労働者派遣。成果物完成義務がなく労務提供に対価を払うのは準委任に近い。

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