情報セキュリティマネジメント試験(SG)の「データベース」分野のオリジナル予想問題を4問、正解と解説つきで無料公開しています。登録なしで読めます。
※ 本サービスは各試験の実施団体とは関係のない非公式の学習サービスで、掲載問題は出題範囲に基づく独自作成(オリジナル)です。
データを正確・安全に保つ仕組みを扱う分野です。完全性・可用性に直結します。
業務データの多くは、表(テーブル)の集まりである関係データベースで管理され、SQLで操作します。重複や矛盾を防ぐために表を適切に分ける正規化が基本です。
複数の処理を安全にまとめる単位がトランザクションで、ACID(原子性・一貫性・独立性・永続性)を満たすことでデータの整合性を守ります。誰が何をしたかを残す監査ログや、障害に備えるバックアップ・リカバリも、可用性・完全性の観点で重要です。
データベースのトランザクションが満たすべき性質ACIDのうち,「処理が全て実行されるか全く実行されないかのいずれかになる」性質はどれか。
正解イ。原子性(Atomicity)は all or nothing を保証する。一貫性は整合性の維持,独立性は並行処理の分離,耐久性は確定後のデータ永続化。
リレーショナルデータベースで,データの重複や更新時の不整合を防ぐためにテーブルを適切に分割・整理することを何というか。
正解ア。正規化は重複を排除し更新不整合を防ぐ設計手法。一方で結合が増え性能が落ちる場合は非正規化で調整することもある。
前回のフルバックアップ以降に変更されたデータを毎回すべて対象とするバックアップ方式はどれか。
正解イ。差分バックアップは前回フルバックアップ以降の変更分を毎回取得する(復旧はフル+最新の差分)。増分バックアップは前回バックアップ以降の変更分のみを取得する点が異なる。
データベースのトランザクションが持つべき性質「ACID」のうち,「処理が全て実行されるか,全く実行されないかのいずれかになる」性質はどれか。
正解ア。原子性は,トランザクションが「全部成功」か「全部取消し(ロールバック)」のどちらかになる性質。一貫性は整合性の保持,独立性は並行実行の相互影響の排除,耐久性は完了後の結果が障害でも失われないこと。