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システム構成要素の予想問題・解説

情報セキュリティマネジメント試験(SG)の「システム構成要素」分野のオリジナル予想問題を4問、正解と解説つきで無料公開しています。登録なしで読めます。

※ 本サービスは各試験の実施団体とは関係のない非公式の学習サービスで、掲載問題は出題範囲に基づく独自作成(オリジナル)です。

この分野について

可用性・信頼性を支えるハード/ソフトの構成を扱う分野です。

システムはサーバ・ストレージなどで構成され、故障に備えてRAIDによる冗長化、複数台をまとめるクラスタ、負荷を分散する仕組みなどで“止まりにくく”します。近年は仮想化やクラウド(IaaS/PaaS/SaaS)で柔軟に構成するのが一般的です。

「どれだけ使えるか」は稼働率で表し、信頼性の指標RASISやMTBF(平均故障間隔)・MTTR(平均修理時間)で評価します。可用性を高める設計はコストとのバランスで決まる、という視点がSGでも問われます。

押さえておきたい用語

RAID
複数ディスクで冗長化し、信頼性や性能を高める技術。
クラスタ / 冗長化
複数構成で障害時も動き続けられるようにする。
仮想化
1台の物理機器上で複数の仮想マシンを動かす技術。
クラウド(IaaS/PaaS/SaaS)
提供範囲の異なるクラウドサービスの形態。
稼働率
システムが正常に使える時間の割合。
MTBF / MTTR
平均故障間隔/平均修理時間。信頼性の指標。

学習のポイント

  • 稼働率=MTBF ÷(MTBF+MTTR)の考え方を押さえる。
  • 冗長化は可用性向上、バックアップは復旧・完全性、と目的を区別する。

予想問題と解説(4問)

  1. 科目A・単一選択

    複数のディスクにデータとパリティを分散して記録し,1台が故障してもデータを復旧できるRAIDレベルはどれか。

    • RAID0
    • RAID5 正解
    • JBOD
    • ストライピングのみの構成
    解説

    正解イ。RAID5はパリティを分散配置し,ディスク1台の故障に耐えてデータを復旧できる。RAID0(ストライピング)やJBODは冗長性がなく,1台の故障でデータを失う。

  2. 科目A・単一選択

    稼働中の系と同じ構成の待機系を常に稼働させておき,障害時に即座に切り替えられるようにする構成はどれか。

    • コールドスタンバイ
    • シングル構成
    • ホットスタンバイ 正解
    • 負荷分散なしの構成
    解説

    正解ウ。ホットスタンバイは待機系を稼働状態で待機させ,短時間で切り替える。コールドスタンバイは待機系を停止しておき,切替に時間がかかる。

  3. 科目A・単一選択

    端末側にデータを保存せず,サーバ側で処理・保管することで情報漏えいリスクを低減する方式はどれか。

    • ファットクライアント
    • スタンドアロン
    • ピアツーピア
    • シンクライアント 正解
    解説

    正解エ。シンクライアントは端末にデータを残さずサーバ側で集中管理するため,端末の紛失・盗難時の漏えいリスクを下げられる。

  4. 科目A・単一選択

    システムを2系統用意し,一方を稼働させながら他方を待機させ,障害時に待機系へ切り替えて処理を継続する構成はどれか。

    • デュアルシステム
    • デュプレックスシステム 正解
    • クラスタリングによる負荷分散
    • シンプレックスシステム
    解説

    正解イ。デュプレックスシステムは現用系と待機系を持ち,障害時に待機系へ切り替える(待機系の使い方でホット/コールドに分かれる)。デュアルシステムは2系統で同じ処理を行い結果を照合する方式。

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