ストラテジ系

企業と法務の予想問題・解説

ITパスポート試験(IP)の「企業と法務」分野のオリジナル予想問題を12問、正解と解説つきで無料公開しています。登録なしで読めます。

※ 本サービスは各試験の実施団体とは関係のない非公式の学習サービスで、掲載問題は出題範囲に基づく独自作成(オリジナル)です。

この分野について

ITパスポート ストラテジ系の入口。企業活動の基礎と、社会人に必須の法務知識を扱います。

企業の組織形態や経営の基礎、財務諸表の読み方といった“会社のしくみ”を押さえます。あわせて、知的財産権(著作権・特許・商標)、個人情報保護や不正アクセス禁止などのセキュリティ関連法規、労働・取引に関する法規を学びます。

IPでは「この行為は何の権利/法律に関わるか」を問う素直な問題が中心です。標準化(ISO・JIS)や企業倫理・コンプライアンスも範囲で、ITを使う社会人の基礎教養として押さえておきたい分野です。

押さえておきたい用語

財務諸表
企業の経営成績・財政状態を表す書類。
著作権 / 特許権 / 商標権
表現・発明・標識を、それぞれ守る権利。
個人情報保護法
個人情報の適切な取扱いを定める法律。
労働関連法規
労働基準法・派遣法など、働き方のルール。
標準化(ISO / JIS)
国際/国内の標準規格。
コンプライアンス
法令遵守・企業倫理。

学習のポイント

  • 知的財産の3権利(著作権・特許・商標)の対象を区別する。
  • 請負・派遣など働き方の違いも問われやすい。

予想問題と解説(12問)

  1. ストラテジ系・単一選択

    独自に考案した「オンライン広告の配信手順」をコンピュータシステムとして実装し、その仕組み自体を新規な発明として独占的に保護したい。最も適切な権利はどれか。

    • 著作権
    • 意匠権
    • 特許権 正解
    • 商標権
    解説

    ビジネス方法をITで実現した新規な発明は、いわゆるビジネスモデル特許として特許権で保護できる。著作権は表現、意匠権は物品の形状等のデザイン、商標権は商品・サービスの識別標識を保護するもので、仕組み(発明)自体の保護には適さない。

  2. ストラテジ系・単一選択

    個人情報保護法における「個人情報」に該当するものはどれか。

    • 気温や降水量などの気象データ
    • 公開されている企業の株価
    • 氏名・生年月日など特定の個人を識別できる情報 正解
    • 匿名化され特定の個人を識別できない統計値
    解説

    個人情報は、生存する個人に関する情報で特定の個人を識別できるもの。気象データや株価、識別できない統計値は該当しない。

  3. ストラテジ系・単一選択

    他人の利用者IDとパスワードを無断で使ってコンピュータに侵入する行為などを禁止する法律はどれか。

    • 製造物責任法(PL法)
    • 不正アクセス禁止法 正解
    • 労働基準法
    • 特定商取引法
    解説

    不正アクセス禁止法は、他人の識別符号の無断利用やセキュリティホールを突く不正な侵入などを禁止する。

  4. ストラテジ系・単一選択

    作成されたコンピュータプログラムを、著作物として保護する法律はどれか。

    • 特許法
    • 著作権法 正解
    • 意匠法
    • 商標法
    解説

    プログラムは著作物として著作権法で保護される。特許法は発明、意匠法は物品のデザイン、商標法は識別標識を保護する。

  5. ストラテジ系・単一選択

    労働者派遣において、派遣された労働者に対して業務上の指揮命令を行うのはどれか。

    • 派遣元の企業
    • 派遣先の企業 正解
    • 労働組合
    • 公共職業安定所
    解説

    労働者派遣では雇用契約は派遣元と結ぶが、実際の指揮命令は派遣先が行う点が請負と異なる。

  6. ストラテジ系・単一選択

    売上高と総費用が等しくなり、利益がちょうど0になる売上高を表す用語はどれか。

    • 変動費
    • 固定費
    • 損益分岐点 正解
    • 限界利益
    解説

    損益分岐点は利益が0になる売上高。これを上回ると利益、下回ると損失になる。

  7. ストラテジ系・単一選択

    製造物の欠陥によって消費者が生命・身体・財産に被害を受けた場合の、製造業者などの損害賠償責任を定めた法律はどれか。

    • 製造物責任法(PL法) 正解
    • 不正競争防止法
    • 個人情報保護法
    • 下請法
    解説

    製造物責任法(PL法)は、製品の欠陥による被害について、過失の有無によらず製造業者等に賠償責任を課す。

  8. ストラテジ系・単一選択

    カルテルや不当廉売など、公正で自由な競争を妨げる行為を規制する法律はどれか。

    • 独占禁止法 正解
    • 著作権法
    • 労働者派遣法
    • 電子署名法
    解説

    独占禁止法は、私的独占・不当な取引制限(カルテル等)・不公正な取引方法を規制し、公正な競争を守る。

  9. ストラテジ系・単一選択

    災害や大規模障害が発生しても、重要な業務を中断させない、または早期に復旧させるためにあらかじめ策定する計画はどれか。

    • SLA
    • NDA
    • MBO
    • BCP(事業継続計画) 正解
    解説

    BCPは事業継続計画。緊急事態でも重要業務を継続・早期復旧するための手順や体制を事前に定める。

  10. ストラテジ系・単一選択

    一定時点における企業の資産・負債・純資産の状態を表す財務諸表はどれか。

    • 損益計算書
    • 貸借対照表 正解
    • キャッシュフロー計算書
    • 総勘定元帳
    解説

    貸借対照表(B/S)は一時点の財政状態を表す。損益計算書(P/L)は一定期間の経営成績を表す。

  11. ストラテジ系・単一選択

    項目を値の大きい順に棒グラフで並べ、累積比率を折れ線で重ねて、重点的に管理すべき対象を見つける図はどれか。

    • 特性要因図
    • 管理図
    • パレート図 正解
    • 散布図
    解説

    パレート図は「上位の少数項目が全体の大部分を占める」傾向を可視化し、重点管理に用いる(ABC分析)。

  12. ストラテジ系・単一選択

    実際の業務を通じて、上司や先輩が部下に知識・技能を指導する教育方法はどれか。

    • OJT 正解
    • Off-JT
    • e-ラーニング
    • ロールプレイング
    解説

    OJT(On the Job Training)は職場で実務を通じて行う教育。Off-JTは職場を離れた研修。

続きを解いて実力チェック 無料登録で練習モード・本番モード・弱点分析が使えます →