ITパスポート試験(IP)の「コンピュータシステム」分野のオリジナル予想問題を13問、正解と解説つきで無料公開しています。登録なしで読めます。
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コンピュータとシステムの構成・性能を扱う分野です。
コンピュータはCPU・メモリ・記憶装置などのハードウェアと、それを動かすOSなどのソフトウェアからなります。システムはクライアントサーバやクラウド・仮想化などで構成されます。
「どれだけ速く・止まらず動くか」を表す性能・稼働率・信頼性の考え方も扱います。IPでは各装置の役割や、稼働率の簡単な計算が問われます。
2台の装置で同じ処理を同時に行い、結果を相互に照合することで高い信頼性を確保するシステム構成はどれか。
デュアルシステムは2系統で同一処理を行い結果を照合するため、誤りの検出と高信頼性に優れる。負荷分散は処理を複数に振り分けて性能を高める仕組み。
1台の物理サーバの上で、複数の仮想的なサーバを同時に動作させる技術はどれか。
サーバの仮想化は、物理サーバ上に複数の仮想サーバを構築してリソースを効率的に使う技術。デフラグは断片化解消、ミラーリングは複製による冗長化。
CPUと主記憶の間に置き、よく使うデータを高速に読み書きして処理を速めるための記憶はどれか。
キャッシュメモリはCPUと主記憶の速度差を埋める高速な記憶。補助記憶は大容量・低速、仮想記憶は主記憶を補助記憶で補う仕組み。
複数の磁気ディスクに分散して書き込み、冗長性をもたせて信頼性や性能を高める技術はどれか。
RAIDは複数ディスクを組み合わせて冗長化・高速化する技術。DMAはCPUを介さないデータ転送、BIOSは起動時の基本制御プログラム。
コンデンサに電荷を蓄えて情報を保持し、内容維持のため定期的な再書込み(リフレッシュ)が必要な、主記憶に使われる揮発性メモリはどれか。
DRAMはリフレッシュが必要で安価・大容量、主記憶に使う。SRAMは高速でキャッシュに使う。ROMは不揮発性。
フラッシュメモリを用い、機械的な駆動部をもたないため高速で衝撃に強い補助記憶装置はどれか。
SSDは半導体メモリを使い駆動部がなく高速。HDDは磁気ディスクを回転させる方式で駆動部をもつ。
実行中の処理を一時中断し、優先度の高い事象の処理へ切り替えるための仕組みはどれか。
割込みは実行中の処理を中断して緊急・優先の処理へ切り替える。スプーリングは低速装置への出力を一旦ためる仕組み。
利用者が誤った操作をしても、危険や誤動作が起きないように、あらかじめ配慮して設計する考え方はどれか。
フールプルーフは誤操作を想定して事故を防ぐ設計。フェールセーフは故障時に安全側に倒す設計。
稼働率0.9の装置を2台並列に接続し、どちらか1台が動作すれば機能するシステム全体の稼働率はおよそいくらか。
並列はすべて故障したときだけ停止。全体稼働率=1−(1−0.9)×(1−0.9)=1−0.01=0.99。
アイコンやボタンなどをマウスやタッチで直感的に操作できる、視覚的なユーザインタフェースはどれか。
GUI(グラフィカルユーザインタフェース)はアイコン等を視覚的に操作する方式。CUIは文字による操作。
主記憶の容量が不足する場合に、補助記憶の一部を主記憶のように使い、見かけ上大きな記憶空間を提供する仕組みはどれか。
仮想記憶は補助記憶を併用して主記憶より大きな空間を実現する。キャッシュはCPUと主記憶の速度差を埋める。
通常は主系だけで処理を行い、主系が故障したときに待機していた系に切り替えて処理を継続するシステム構成はどれか。
デュプレックスシステムは主系+待機系で、故障時に待機系へ切り替える。デュアルは2系統で同時処理し結果照合。
周辺機器の接続に広く使われ、電源を入れたまま抜き差しでき、多様な機器を数珠つなぎにできるシリアルインタフェースはどれか。
USBは汎用のシリアルインタフェースでホットプラグに対応。HDMIは主に映像・音声出力用。